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こちらは sprinklamp, の紗帆と エナメル の蜷川が数年前から続けている連想お題のログをひたすら載せていくページです。 twitterの#ninasahoタグにて現在もゆるりと続いています。ご使用の際は各自サイトの規約準拠でお願いします。( sprinklamp,→自作発言のみNG エナメル→規約なし)
順番は 紗帆 → 蜷川 です
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キャメルクラッチ-
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# 001 ...
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ちょうどいい地球の大きさ
きみの未来で眠らせて
瞳の奥の起爆剤
記憶がただの沁みになる
笑顔を上書き保存する
取りこぼしてはしらんぷり
わたしのこころをぬすむのはやめてください
つまらない心だけのやりとり
うそつきが恋におちた
不意に触れては慣れて
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ちぐはぐな未来予想
来世待ちよもやま話
今日も私の夢を見て
手に余る純情事
精神的プラトニック
ありふれた沈黙に夜
冷たすぎる熱情
理性が惰性の犬になる
ひみつの交換
痛みの満ち欠け
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嘘とほんとの万華鏡
清く正しい世界では息をするのも難しい
世界の果てのファンタジー
朝から夜まで君になる
初恋ソーダフロート
酸いも甘いもお好みで
肉を切らせて骨を断っても血を流すのなら私がいい
かさばる心なら置き去り
水曜日なんて大嫌い
昼下がりのなんてことはない嘘
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週に一度の愛の告白
間違えた朝が来る
冷たい激情
泡になるより幸福な
正夢クラッシュ
お月様を喰らえ
どうせ荒唐無稽な恋模様
毎日ひとつ覚えて・忘れて
あなたは私を忘れられない
記憶に蓋をするからいけない
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嘘から出たのは真か夢か
星も見えない夜ですが
涙も枯れない僕ですが
真夜中深海
沈黙する月
不幸を知らない朝を待って
彼女の願いに雲隠れ
運命が煮え切った鍋底
記憶の淵で悪あがき
どうか突き落とすのなら
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真綿で優しく包んで殺して
振り払う手に心が足りない
どうしてもって言うなら愛す
言論統制伝言ゲーム
君のためなら言葉はいらない
錆びれた心ともう一度
君を見るたび一目惚れ
それなら今から最後まで
煙に巻かれる恋心
愛の棲まないところ
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想い出だけが生きている
あなたのかなしみはまやかし
生き永らえば躊躇する
あなたの背中で爪を研ぐ猫になりたい
しあわせになりたがるだけのクズ
不幸のものさしの半分はやさしさでできている
愛に満ちたふしあわせ
群星にふたり生きたなら
そのすべてで世界さえ飲み込んで
覚めない夢のやさしさに
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一等星は揺るがない
理想の孤独ども
栄光の残滓
そこで泣いてることにする
双肩の期待はプライド
奇跡では気が狂いそう
銀河でひとつの愛を見つけて
ただいま意気地なし
愛されダメ男
ゴミ屑ひとつ捨てられない
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やさしさの瀬戸際で
机上にせつなの弱さ
きみのために生きている
詭弁すら愛せるとしたら
ふたりで片恋
やさしさの半分はいつでも捨てられる
6割よこしま
記憶の輪郭に触れもしない
体温を思いだせないだけ
はじめましての面影
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あの日のきみではないけれど
恋を強請るなよ
返信不要のラブレター
いつかを証明してください
遊女のサムシングブルー
誰も知らないうつくしいもの
まばたきでないしょばなし
嘘は大事にとっておく
魔法はすぐに解ける方がいい
罪も溶かしてしまいましょう
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# 101 ...
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おなじ郷里の免罪符
いつか帰るところの一つになれたら
思い出がとおるみち
赤い糸を拾う
もしも最後の夢をみるなら
たくさんのもしもを零さぬように
めぐり合うオルタナティブ
償いはすべてこの手の中にある
あなたの罪贖います
やさしいこころの耐久性
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いつかどこかの子守唄
虫食いの海に続く
海底の彗星
一番暗いところで願うこと
しあわせの底へ
感傷のルール
淡い絆をひた隠し
傷んで縺れて一つと一つ
愛するという傷つき方
歪を白で塗りつぶしたら
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型紙どおりに切り抜けない
つめたいのは指だけだと思ってた
恋ではないけど、愛ならあるよ
匙は盗まれた
箸でも棒でもかかりたい
目を閉じたら神様は見えない
想い気づかぬあやかしに
傷つけていい朝がくるから
夢であうなら今夜まで
空白が熱になる前に
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いくじなしの修飾語
消毒用やさしいことばセット
ずっと沁みない代わりに痛い
消えないし消せないのに忘れるのは簡単で
うってかわってさみしくて
影を欲しがったりしない
きみの夏は輝いている
かなしみを呼ぶ光をひとつ
夜の雨にとける
瞬きを通り越して
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願いが流れて星になる
誰かのやさしい明日になる
ねむらないからここにいて
正しくないからやさしくしたい
砂のお城に棲まわせて
崩れかけた夢にふたり凭れて
自尊心に寄る辺ない
一人と二人とさんかくの底
すきときらいのアンソロジー
おなじ言葉を並べて眠る
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朝焼けをきみと食べる
きみの目玉からとろり、僕はひとくちでぱくり
完熟したらはんぶんこ
白は瑕疵に宿る
水面の韻き
夜見にためらう光のために
しあわせはきみの夢を見る
なにもない夜と枕を並べる
きみは酸素 ぼくは水
溶け切らなかった心の破片
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夢が愛で溶けるなら
おはよう、世界はまだ寒い
不純な昨日を日にさらす